終電山手線、清楚な人妻を指で壊した夜 ――健太、19歳、東京
今でも指先に残ってる。あの熱と、ぬるっとした感触。 何年経っても、目を閉じると蘇る。 あれは間違いなく、俺の人生で一番濃厚で、一番穢れた数十分だった。
時刻は23時40分過ぎ。 終電間際の山手線内回り(池袋発)。 いつもなら空いてるはずのこの時間帯が、なぜか異常な混雑だった。 理由は簡単。 新宿で大規模なライブ帰りの波と、終電を逃したサラリーマンたちが一気に乗ってきたからだ。
新宿を発車してすぐ、俺は完全に壁に押し付けられる形で立っていた。 目の前にいたのは、30代後半くらいの女性。 身長158cm前後。 黒のタイトな膝丈スカート、薄手のベージュのブラウス。 胸元は控えめなVネックで、鎖骨がほんの少し見えている。 髪は暗めのブラウンで、首の後ろで小さく一つにまとめられていた。 左薬指に細いプラチナのマリッジリング。 香水はつけていない。 代わりに柔軟剤と、ほのかに汗と体温が混じった甘い女の匂いが漂っていた。
最初は本当に「偶然」だった。 電車がカーブに差し掛かるたび、俺の右手の甲が彼女のヒップの丸い部分に当たる。 柔らかくて、でもしっかりした弾力。 謝ろうと一瞬体を引こうとしたけど、後ろから押される力が強すぎて動けない。 逆に彼女の身体が、俺の胸に密着する形になった。
彼女は気づいていた。 肩が小さく震え、首をすくめるように縮こまる。 でも声は出さない。 周りを見回すこともなく、ただ俯いて、下唇を強く噛んでいる。 白い歯が唇に食い込んで、薄く赤くなっているのが見えた。
その瞬間、俺の中で何かが完全に切れた。
ゆっくり、指先だけを動かして、スカートの生地の上から臀部のカーブをなぞった。 布越しでも伝わる、むっちりとした肉感。 彼女の呼吸が一瞬止まり、細く「んっ……」と吐き出される。 その小さな吐息が、俺の耳のすぐ横で響いた。
指を内側へ、内側へと滑らせていく。 太ももの付け根、鼠径部の柔らかい窪みに触れた瞬間、彼女の膝がガクンと落ちそうになる。 慌てて俺の胸に背中を預けるようにしてバランスを取った。 その姿勢のまま、俺はさらに大胆になった。
スカートの裾を、ゆっくり、1cmずつたくし上げていく。 薄手の黒ストッキング越しに、むちっとした太ももの感触。 彼女は必死に内腿を閉じようとするけど、満員の中で足を動かす余裕すらない。 指がストッキングのレースの縁を越え、生の肌に触れた瞬間―― 彼女の全身がビクンッ!と跳ねた。
そこからはもう、理性なんてどこにもなかった。
人差し指と中指で、下着の縁をなぞる。 すでに湿り気が布に滲んでいるのがはっきりわかった。 恥ずかしさで濡れてるのか、感覚が麻痺して止められなくなってるのか。 どっちでもいい。 俺はただ、もっと奥に行きたかった。
親指で下着を横にずらし、指を一本、ゆっくり沈めた。 熱い。 きつい。 びしょびしょに濡れている。 中はびくびくと収縮しながら、俺の指を締め付けてくる。
ゆっくり、ゆっくり出し入れを繰り返す。 彼女の腰が、俺の動きに合わせて微かに前後に揺れ始めた。 もう自分でも止められないリズムになっていた。
駅に着くたび、少しだけ空間ができる。 その一瞬、彼女は逃げようとする素振りを見せる。 でも俺は無意識に左手で彼女の腰を引き寄せ、右手を離さない。 彼女は結局、降りられなかった。
渋谷を過ぎ、目黒を過ぎ、品川が近づく頃には―― 下着は完全に太ももまでずり下げられ、俺の指は二本で中をかき回していた。 ぐちゅ、ぐちゅ、という湿った音が、俺の耳にだけ聞こえる。 彼女はもう声を抑えるのも限界だった。 唇を強く噛み、鼻から漏れる小さな嗚咽。 「んっ……っ、んぅ……」 その声が、俺の首筋に当たるたびに全身が震えた。
品川駅。 ドアが開き、ようやく大きな人の流れができた。 彼女はよろめきながらホームに降りた。 スカートは皺だらけ、ストッキングは太ももまでずり落ち、 顔は真っ赤で、目尻に涙が溜まっている。 ブラウスは汗で胸の形がくっきり浮かんでいた。
彼女は一度だけ、俺の方を振り返った。 0.5秒くらいの、ほんの一瞬。 その瞳は、怒りでも悲しみでもなく、 何かもっと複雑で、もっと深い感情で濡れていた。
そしてすぐに、足早に改札の方へ消えていった。
俺はその場に立ち尽くした。 右手の人差し指と中指には、まだ彼女の熱とねっとりした愛液がべっとりとついていた。 電車のドアが閉まり、発車ベルが鳴っても、動けなかった。
今でも思う。
あの女性は、本当に「抵抗できなかった」だけだったのか。 それとも、どこかの瞬間に「もういいや」と諦めて、 感じてしまう自分を受け入れてしまったのか。
答えは永遠にわからない。 ただ、あの満員電車の中の27分間は、 俺の人生で一番興奮して、一番穢れて、一番忘れられない時間だった。

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